2023年に発表されて、2023年時点ではアルバムやEPに収録されていないものに限定して、好きだった楽曲を選んだ。 なお、アルバムとEPは別に記事を作るつもりです。

目次

プレイリスト

Apple Music

Spotify

# Silvertwin - Winning Ticket

Style: Folk Pop, Power Pop

Silwertwinらしい、ピアノから映画のように広がっていくポップソング。まずはこの曲からプレイリストを始めたくなった。

# Skwoony - It's About Me (feat. Bleu & Roger Joseph Manning, Jr.)

Style: Pop, Power Pop

Rogerの登場する曲は今年もいくつかあって嬉しかったが、この曲が一番記憶に残ってるかも。BleuやRogerの影響範囲がどれほどが知らないけど、才能が集まって作られた職人的ポップスとして最高の1曲。

# Marci - KITY

Style: Indie Pop, Sophisti-pop, Synth Pop

Topsのキーボーディスト、という肩書もいらなくなってきたくらいすばらしい曲ばかり発表するMarci。ソフィスティポップへの憧憬と現代への視点の塩梅と、なによりメロディセンスが最高でよく聴いた。

# 美羽 - ナツメ

Style: Folk Pop, Indie Pop

Swinging Popsicle・平田さんの作編曲+advantage Lucyアイコさん作詞というインディポップファン歓喜な組み合わせに、伸びのある美羽さんのボーカルが乗り、ポップソングとしてこれ以上ない出来になった曲。

# グソクムズ - 道の途中

Style: Indie Rock, Folk Rock

あまり聴いてないながらフォークロックのイメージだったところで、友人からの「まじでスピッツですよ」というオススメで聴いたら最高だった曲。

# Khaki - お祝い

Style: Indie Rock, Folk Rock

「ひねくれてるのにポップ」というテーマにいま日本で一番向き合っているバンドだと思う。いつも先を期待したくなるバンド。

# 志摩陽立 - 安心と慢心

Style: Indie Pop, City Pop

凝りまくった曲なのに、それを感じさせない軽やかさが曲や歌にあるのが好きだった。

# 佐藤優介 - 反時代ゲーム

Style: Indie Pop, Synth Pop

去年から佐藤優介のアレンジに心が動かされっぱなしだった。

# Official髭男dism - 日常

Style: Indie Pop, Synth Pop, AOR

最高に80sなイントロを髭男がやるなら敵はいない。

# Bialystocks - Branches

Style: Indie Pop, Piano, Ambient Pop

Bialystocksはまじで真面目にJ-Popとインディを橋渡ししようとしていてめちゃくちゃ尊敬する。まだまだ売れてほしい。このアンビエントな入りからこの後半のボーカルのプロダクションになるとは思わない。髭男とツアーしてくれ。

# エルスウェア紀行 - 無添加

Style: Indie Pop, Sophisti-pop, AOR

シティポップといえると思うけど、絶妙ないなたさが繰り返し聴きたくなる。

# 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET - オノマトペ

Style: Indie Pop, Synth Pop, Indie Folk

須藤さんソロはスタンダードにフォークロックで好きだったんだけど、まさかこんな路線も出してくるとは。髭でのサイケ感ととぼけた感じがここまでのソロの路線と見事に合致した1曲

# Ugly - The Wheel

Style: Indie Folk, Indie Rock

なんだこれは本当に。ジャンルとしてはインディフォークとしか書けないんだけど、ポストプロダクションがとんでもない。1曲でこんなに色々な感情になることがあるのか。BC,NRと共鳴する現代UKシーンを感じる。やり過ぎポップス好きとしてはしっかり追っていきたいグループ。

# Mei Semones - Wakare No Kotoba

Style: Indie Pop, Indie Folk, Dream Pop

テクニカルなんだけど気取らないインディフォーク・ドリームポップソング。サビに挿入される日本語が心地よい。

# Bruno Berle - Tirolirole

Style: Indie Folk

現代南米ポップスらしいリズムとミックスだが、ドリームポップな視点もしっかり入っていてとても聴きやすい。去年のToriとのコラボ曲もよかった。

# Oscar Jerome - Far Too Much

Style: Indie Folk, Indie Rock

ジャズ畑だからだと思うけど、ブラジル音楽的なタイム感やファンクの軽さもあるSSWで平日の昼によく合う。

# hydrodate - Early Reflections

Style: Indie Rock, Synth Pop, Dream Pop

イントロのシンセが全てといえば全て。このサウンドってやっぱりアメリカ人でも懐かしくなるんだろうか。Family Basikと組んで何かしてほしくなる。

# Long Beard & Ryan Galloway - Posters

Style: Indie Rock, Dream Pop

待ち望んだLong BeardのシングルがCrying/BumperのRyan Gallowayとのコラボとは思わないので、本当に驚いた。そして見事に両者の強みが溶け合って1曲になっていて更に驚いた。今年の1曲を選べと言われればこの曲。

# Highnoon - Are You With Me

Style: Indie Rock, Dream Pop

寡作すぎるけどどの曲も素敵なので許せてしまう。ドリーミーなインディポップのお手本のような曲。

# Kawara, Sen - Someday on a Sunny Day

Style: Indie Pop, Break Beats

色々な方向でフォークと他の音楽を交えている人だけど、今回のブレイクビーツ・ドラムンベース的なビートとアンビエントなシンセの合わせ方はめっちゃ見事でよく聴いた。

# Antonio Loureiro - Vai Cair (feat. David Binney)

Style: Jazz, Synth Pop, Indie Pop

Antonio Loureiro + David Binneyというコラボもまじかよという感じだったが、出てきたのがLouis Coleばりのバキバキシンセが入ったポップスで最高。前半はDavid Binneyのサックスの存在感全然薄いんだけど、全編通して間違いなくfeat. David Binneyな1曲。

# aus - Until Then

Style: Techno, Electronica

ausの復活も今年驚いたことだが、こんなダンサブルなシングルを出してきたことにもまた驚いた。でかい音で聞きたい。

# Blue Ranger - True Blue

Style: Indie Folk

Pinegroveのメンバーによるプロジェクト。こういう音楽が一番泣ける。

# Hovvdy - Jean

Style: Indie Folk, Dream Pop

Hovvdyのライブ、ほんとに最高だった。Hovvdyの良さは勿論曲にもあるけど、コンスタントに新曲を出してくれる日常性にもある。

# The Telephone Numbers - Weird Sisters

Style: Guitar Pop, Indie Pop

現役のギターポップバンドで一番信用しているThe Telephone Numbersの新曲はやっぱり最高だった。このイントロは殿堂入り。

# youbet - Carsick

Style: Indie Folk, Indie Pop

イントロのバリバリギター、Bメロ(?)にヨレたピアノを入れるところにこの人のセンスが詰まっていると思う。次のアルバムめちゃ楽しみ。

# Garage Sale - Blank Again

Style: Indie Folk, Indie Rock, Noise Pop

2022年のアルバムを今年知って聴き出したんだけど、こういうノイジーなインディポップに食傷しているつもりだったのに突き抜けて良くて一気に愛聴盤になったので、このシングルも期待大きかったんだけど、しっかり答えてくるクオリティでさらに信頼度高まった。個人的にかなりSlowcoreにハマった年だったのもあってマッチした。

# Teens in Trouble - You Don't Want To Mess With Me

Style: Indie Rock

イントロが天才すぎる。この展開でこの繰り返しされたらエモすぎちゃうんだけど、引き際の潔さで繰り返し聴きたくなる。前バンドやっていてのソロプロジェクトらしいので昔の音源も聴いてみたい。

# C Turtle - Have You Ever Heard A Turtle Sing?

Style: Indie Rock, Noise Pop

朴訥なヴァースから感情丸出しなコーラスになる展開がずるい。彼らはほんとゆるいんだけどどこかに熱もあって…サウンドは90sだけど、スタンスには20sを感じた。 ぜひライブ動画も見てほしい。

# downt - 13月

Style: Indie Rock, Slowcore

個人的にエモ+J-Popを最もうまく消化してきたグループだと思うdowntによる、前奏を含めると9分に及ぶ日常の描写。BURGER NUDSを始め、そういう些細な日常を歌にできるバンドをめちゃくちゃ信用しているので、この曲が発表されてとても嬉しかった。ライブも最高だった。