しれっと再開。今年も毎週月曜日に更新(を目指)します!
今週のレコメンド (2020/02/03) (Apple Music)
Beach Slang - The Deadbeat Bang of Heartbreak City
Beach Slang の 4 枚目のフルアルバム。いままで以上に 80s のハードポップ/スタジアムロックへの愛が炸裂した作品であり、アコースティックプロジェクト Quiet Slang との統合が図られた作品でもある。Replacements、Husker Du、Tommy Keene…偉大な先人たちへの敬意。
Ethan Gruska - En Garde
Ethan Gruska は、LA を拠点に活動している SSW。最初 Phoebe Bridgers、Lianne La Havas、Moses Sumney がゲスト陣と聴いて方向性が全然分からなかったが、逆にその 3 名の音楽性すべて含まれると言っていいかも。ポップだけど神秘的。本当に素晴らしい作品。(ちなみに彼は Belle Brigade というデュオの片割れらしいが、そちらは全く知らなかった。聞いてみたが、カントリーとロックンロールを基調としてる感じ)
Surface to Air Missive - Shelly’s Gone
Surface to Air Missive の、もう 5th?アルバム。1.5 年に 1 枚くらい出してるが、そのヘンテコさは衰えず。普通に聴いてるとフォーキーなインディポップなんだけど、聴いてるうちに段々どこかネジが狂ってることが分かる。Dirty Projectors とか Henry Cow とか好きなら。
Shadow Community - Restless Song
結構話題に上がってた通り良い作品だった。空中泥棒の人の別プロジェクトらしいが、ボーカルが違うのもあって全く印象は異なる。強いて共通点を挙げるなら「センスの良さ」って曖昧すぎるけど。現代ジャズとフォークの取り合わせ方がたまらん EP。
Mac Miller - Circles
Mac Miller について、元々追ってたわけではなくヒップホップを日常聴いてるわけではない僕が言えることはなんもないんだけど、そういう人にこそ聴いてほしい作品だとは言える。彼についてのエピソードも歌詞も全く読まずにまず聴いたほうがいいと思う。それだけ音に説得力があるので。
Benjamin Schoos - Shoes
ベルギーのプロデューサー・Benjamin Schoos の 2018 年作 EP (Dent May/Laetitia Sadier がボーカル参加)があまりに良かったんだけど、その次に Nicholas Krgovich をフィーチャリングってわかりすぎてる。ポップでとろけるような 3 分間。 (ちなみにこれがあまりに最高な 2018 年の ep。7 インチほしい →All Night Every Night/Je ne vois que vous | Benjamin Schoos)