DC Cardwell - Some Hope (Madcar Records, 2010)

メルボルン在住の SSW による 1st アルバム。ちょっとエリオットスミスっぽい高めの声でゆったり歌われるフォークソング。エターナルサンシャインのサントラを思い出す。さりげない佇まいだけど、美メロの宝庫だった。

Prairie Cat - Is Cary Pratt (Fuzzy Logic, 2017)

カナダの Cary Pratt さんによるソロプロジェクト(アルバムタイトルがまんますぎる)。チープなシンセとスムースなエレピのギャップが気持ちいいエヴァーグリーンポップス。パーカッションも効いてる。

ものんくる - 世界はここにしかないって上手に言って (ヴィレッジ, 2017)

菊地成孔プロデュースでジャズメンによる作詞作曲編曲という売り文句、変拍子だらけ、オシャレコードばかりというアルバムなのに、まったく衒ったように聴こえない最高のポップアルバム。

伊藤ゴローアンサンブル - アーキテクト・ジョビン (333discs, 2017)

naomi & goro で知られる伊藤氏によるアントニオ・カルロス・ジョビンのトリビュートアルバム。ジョビンの名前は知ってたけど、こんなに美しいメロディに溢れてたとは。久石譲に通じるポップネスとミニマリズムもあって、日本人に馴染む音楽だと思った。素晴らしかった。

Chihei Hatakeyama - Mirage (Room40, 2017)

どこまでも美しい音の響くアンビエント。これはギター歪ませてリバーブかけてるのか、澄んだ部分と歪んだ部分の変化をじっと聞いてしまう音色。Hammock とかと近い。夏の熱帯夜に向いてる音だと思うので、これをかけながら読書したいと思う。

あと、この人を知った直後に友人からFamily Basikっていう最高のバンドを教えてもらって、そのマスタリングを彼が担当していてなにか縁を感じてしまったのだった。

Funeral Advantage - Please Help Me (Native Sound, 2017)

ゴスっぽいバンド名と見せかけて、ギターポップと見せかけて、タイトル曲とかスマパンのコード進行をかましてくる憎めないバンド。でもこういうの好きに決まってるじゃん…。