夏の終わり的なリスト。今回めっちゃ偏ってます。

Apple Music のプレイリスト

# Vulfpeck - Thrill of the Arts (2015)

くるり・佐藤さんのブログで知ったバンド。1 曲目「Welcome to Vulf Records」はこのバンドを表してるとは言えないけど、こんな音でこんな曲 1 曲目に置かれたら反応せざるを得ない。ちょっとストレンジな感じがする Todd Rundgren 的無茶なミックスと 70 年的ツインギターがはじける。ほかの曲もどこかしら変で、そこが愛らしい。

# Santigold - Master of My Make-Believe (2016)

Santigold は金箔を吐いてるジャケ(セルフタイトル)をナカコーか誰かがおすすめしていたので知った気が。毎回インディロックと R&B の配合具合がとても気持ちいい。その意味では TV on the Radio とかと近い…と思ったら、プロデュースがその TVOTR のギターと Yeah Yeah Yeahs のギター、Switch、Q-Tip、Diplo てわかりやすいラインナップになっていた。

# Maxwell - blackSUMMERS'night (2016)

Maxwell もインディロックファンが好きな R&B って入りで知り、聴き始めた記憶が。エレピのポロリンポロリンっていう大変気持ちいい音がアルバム全体でちょこちょこ出てくるがずるい。3 部作の 2 作目という位置づけだが、歌詞全然知らないのでつながりはよくわからん。けど良い。Maxwell も来日するんだよな…。

# Aloha - Little Windows Cut Right Through (2016)

by Polyvinyl records。どんどん寡作になっていくが、どんどん研ぎ澄まされてもいるのでよし。このヨヨヨンミョヨヨーンってフレーズができたとき、たぶん優勝!!って思ったとおもうんだけどどうでしょうか。

# Sin Fang Bous - Clangour (2008)

ちょっと涼しい日が増えてくると、北欧の音楽が聴きたくなる。そこで Morr Music。Seabear のフロントマンのソロらしいが、Seabear よりちょっと派手かもしれないけど、グッとくるポイントはもちろんそのまま。北欧感もそのまま。つまり良い。

# The Eternals - Isn’t That Anyone (2016)

マサチューセッツ出身って以外全然どういうバンドか知らないけど、Apple Music の新着に入ってたから聴いてみたらめっちゃよかった。張りつめたビートにポップなメロディとけっこう柔らかい音色のウワモノが乗るのがいい。2nd アルバムらしいので 1st も聴いてみたい。

# Slow Steve - Adventures (2016)

by Morr Music (2)。こちらはドイツの Fenster というバンドの元メンバーのソロ作らしい。「Veterans」のこのポコポコ音とフワンフワンシンセでやられた。ボーカルはちょっとニューウェーブっぽいというか朴訥なのが単調なビートと合う。

https://www.youtube.com/watch?v=kCGw8J2Bmek

# Sick Figures - Sick Figures (2007)

Apple Music で関連作品辿りまくってたら見つけた。アメリカはアトランタ発のバンド。調子が外れたピアノとパーカッシブなアコギに酒焼きボーカルがめっちゃかっこいい。バーでこんなバンドやってたら聴き入っちゃうだろうな。もう一枚のアルバムではさらに声がしゃがれてて、こっちもかっこいい。

https://www.youtube.com/watch?v=yu77Kd3OfuI

# The Go Find - Stars On the Wall (2007)

by Morr Music (3)。完全に Morr Music にハマった。ベルギー人のソロプロジェクト。これもストイックなリズムセクションと柔らかいメロディラインの対比が気持ちいい。ところでいままでの Morr で挙げたアルバムがどれも It’s a Musical の「その他の音楽」になってた。自分の趣味がわかりやすい。

https://www.youtube.com/watch?v=TL74OpGVHQo

# Bobby & Blumm - Everybody Loves… (2008)

by Morr Music (4)…というか Teto Recordshttp://tetorecords.com/というか。It’s A Musical の女性ボーカル Bobby さん(スウェーデン人)とソロアーティスト Blumm さん(ドイツ人)のデュオ。フォーキーというかスロウコアっぽいっていうか、エモい。Ida とか好きなら反応しちゃうツインボーカル。なんでこのバンド今まで知らなかったのかというほど最高 OF 最高なので最高。なんと去年来日も果たしていたらしく…泣いた。

https://www.youtube.com/watch?v=gaDu5o5aUn8 (「In Future Present」が好きなんだけど、Youtube になかった)

# Cicada (Taiwan) - 浮游在海上的島嶼 / 潛沈於水下的人們 (Over the Sea / Under the Water) (2010)

最後は台湾の室内楽グループ。映画音楽のような、というか音だけで目の前に夕焼け映像が浮かび上がってくる音楽。ストリングスはごりごりエモーショナルなので、寝る前とかは適さないかも。

ちなみに日本でも現在活動中の同名バンドがいるけど、そっちは特に…。

https://www.youtube.com/watch?v=X_U3a8shl4o