例によってユルいトークをしばしば挟みつつ、門田氏のアコギと楢原氏のジャズマス/アップライトのスカスカアレンジを披露。門田はメロディセンスはあるかもしれないけど演奏センスが…なので、素朴なアコギ弾き語りを楢原のエフェクターをガンガン使って装飾をしていくスタイルがばっちり合っていた。

MC では最近の音楽的流行りへのディスだったり音源の制作秘話だったりがメインだったのだけど、むしろそこから脱線したときの小話みたいなほうが面白かった。

神の犬のピアノオンリーアレンジはかなりぐっときたし、中間の新曲 2 つもなかなかいい曲で、そのあとまさかの Fructose でびっくりという、こういうアコースティックイベントらしいレアなライブに。

アンコールでなにやろうか?という問いかけがあったのだけど、数秒で「陽だまり!」とリクエストした人、大変わかってる。最高。門田的には予想外だったらしく、コード進行をしばしチェックしてたのがなんかエモかった。

そのあと唱えよで大団円を迎え、結果、かなり好みなセットリストになって満足度の高いライブだった。

…にしても来てるお客さんがあまりにも門田マニアな感じすぎて、あんまりライブいかない人間としては居づらい。みんな知り合いかよっていう空気感。まあこんなマニアックイベントいく時点でってことか…。僕もともだち作ればいいんだな。

  1. その自慰が終わったなら (Modern Ghost)
    門田:Vo.,Acoustic Gt. 楢原:Electric Gt.
  2. 窮屈、退屈、卑屈 (A-halo)
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:E.Gt.
  3. バネのいかれたベッドの上で (I Don’t Wanna Grow Up)
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:E.Gt.
  4. 瞳は野性、星はペット (Nursery Rhymes ep2)
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:E.Gt.
  5. 神の犬 (Do Justice To?)
    門田:Vo. 楢原:Upright Piano
  6. あのキラキラした綺麗事を
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:E.Gt.
  7. プリンスとプリンセス
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:E.Gt.
  8. Fructose
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:E.Gt.
  9. ダイヤモンドは傷つかない (In Memory Of Louis)
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:P.
  10. (encore break)
  11. Perfect nervous (GDHM)
    門田:Vo.,A.Gt.
  12. 逆光 (BURGER NUDS)
    門田:Vo.,A.Gt.
  13. 陽だまりを越えて (GDHM)
    門田:Vo.,A.Gt.
  14. 唱えよ、春 静か (XIII)
    門田:Vo.,A.Gt. 楢原:E.Gt.